中西医結合学術大会(北京)参加のご報告
2025.11.26記事
11月21日~23日にかけて、中日医学科技交流協会主催、国家中西医結合医学センターおよび中日友好医院共催による「中西合力・共病同治」学術大会が北京で盛大に開催されました。

本大会には、中国国内の中西医結合(中医学×西洋医学)分野を牽引するトップクラスの教授・医師・研究者が多数参加し、最新の研究成果が報告されました。

今回の発表テーマは腫瘍領域を中心に、
・腫瘍免疫治療における中医薬の可能性
・中西医結合による腫瘍予防・治療の優位性
・標的LTF(リンパ球転化因子 Lymphocyte Transformation Factor)漢方薬の抗腫瘍作用
・膵臓癌の証型変化から見る腫瘍併存疾患の中医診療
などの最新研究に加え、
・高齢者慢性疾患における薬剤使用の考察
・免疫治療関連心筋損傷に対する中西医結合アプローチ
といった慢性疾患に関する報告も行われました。
本学院からは、辰巳洋学院長が中日友好医院の招待を受けて出席し、
「医と食の融合 ― 中西医結合の中医薬膳学」 をテーマに講演を行いました。

参加者からは非常に高い評価が寄せられ、薬膳が持つ学術的価値と国際的な可能性を改めて示す機会となりました。
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