辰巳洋学院長が北京中医薬大学を訪問 ~16年にわたる学術交流が再始動~
2025.06.22記事
新型コロナウイルス感染症の影響により中断していた中国の大学との対面による交流が、ついに再開いたしました。
2025年6月、当学院の辰巳洋学院長が北京中医薬大学を訪問し、現地での交流活動を行いました。当学院と同大学は2009年に「中医営養薬膳学」および関連学科の教育、ならびに留学生や研修生の推薦に関する合作協議を締結し、以来16年(感染症流行期間を除く)にわたって、学生の訪問研修や教授陣による勉強会、薬膳社団との交流などを重ねてまいりました。
今回の訪問では、大学国際交流を統括する劉江平副書記、中医学院の費宇彤副院長、国際交流処の安超副処長らと懇談。劉副書記は、「中医薬の国際化」が進むなかで、日本における本草薬膳学院との協力をより一層強化したいと述べられました。
辰巳学院長は、母校である北京中医薬大学で得た学びと経験が、日本における中医学教育の礎となっていることへの感謝を述べるとともに、本学院の教育体制・教材開発・社会活動について報告いたしました。今後の協力強化に向けて意見交換が行われ、既存の協議内容をさらに深化させることで一致しました。
また学院長は、同大学校友会の闫興麗秘書長も訪問し、本学院の近年の発展状況についてご報告しました。
劉江平副書記
中医学院費宇彤副院長・劉江平副書記・国際交流処安超副処長
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