本草薬膳学院

新年のご挨拶

2024.01.04お知らせ

新年、明けましておめでとうございます。

2023年は、忙しい日々の中で流れていきました。迎えてきた年は天空を舞う龍の年になります。龍は中国でも日本でも縁起の良いものとして昔から言い伝えられています。「龍年」は、よく「龍騰虎躍」という言葉で表されており、2024年は活動力と潜在力を溢れる飛躍の年になりそうです。

昨年の4月12日に東京ビックサイト東展示棟で日本食糧新聞社が主催して行われましたFABEX東京2023の特別セミナーに、私と卒業生の2人は「薬膳の基礎知識と中食・外食における活用について」のテーマにおいて、それぞれ講演を行いました。このような大規模なイベントでアピールさせていただけることは、世の中で薬膳が注目されている兆しとも言えます。

3年余りの疫病との戦った経験から、健康と疾病を共存する現代社会にあって、健康であるためには医療より日常の食生活の方が深く関わり、中医薬膳学は役に立っていることがさらに理解されました。

昨年、仙台教室を新規開校し、東京教室の秋の平日コースを増設しました。合わせて東京・大阪・福岡・名古屋・広島・仙台の6つの教室ができました。各教室に学生の皆様の学習熱気が溢れています。2年生以上の研究科の教育もしっかり行っています。「問題集」「経絡図」「舌の診断」の補助教材は完成し、公開講座・特別講座も順調に開催しています。また、健康を保ち、感染症を予防するために、「藍菊茶」好評をいただいています。新しい「参龍茶」を開発して販売が始まりました。

2023年5月、コロナ感染症緊急宣言の解除に伴い、国際交流の動きも出てきました。7月に国際飲食養生研究会(中国・韓国)の皆さま(46名)、11月に中国中華中医薬学会陳俊峰秘書長御一行(7名)がご来校され、本草薬膳学院との交流を行いました。11月にマニラにて「第二十回世界中医薬大会」が開催され、出席してきました。世界30ヵ所の国と地域から約700人が参加しました。大会で世界にアピールするために、私が「日本での中医薬教育の経験」について発表を行いました。また、本学院の『中医内科学』の教科書は、中医薬国際貢献賞―著作賞の三等賞を受賞されました。また、本学院が「国際中医薬専門家レベル試験」の優秀団体として表彰されました。今後は国際情勢の動向を見て、「薬膳の旅」を再開しようと考えています。

今年の春、札幌教室の新規開校に向けて準備は進んでいます。また薬膳茶や薬膳素材の開発を推進など、新しい計画を立てるつもりです。

昨年は職員の皆様がいろいろな困難を乗り越えて、講師の先生方のご協力ご支援により、学院の運営が順調に進んできました。皆様に厚く御礼申し上げます。

新年度も中医学の教育・普及、人々の健康、学校の発展に努力して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

本草薬膳学院 学院長 医学博士 辰巳洋

カテゴリ

地域別

資料請求授業体験申込資料請求授業体験申込

中医学・薬膳学の奥深い世界を、
一緒に旅してみませんか。

ご自身のため、ご家族のため。
食を通じた健康維持が不可欠な時代です。
この機会に、本格的な中医学・薬膳学を学んでみませんか。
まずは資料請求・学院説明会にお越しください。

Page top

スマートフォンを
縦にしてご覧ください。