本草薬膳学院

【公開講座】「薬膳お菓子を楽しむⅢ(第3回)」が行われました

2021.10.08公開講座
  • 東京

10月7日(木)、公開講座「大村先生の薬膳お菓子を楽しむⅢ」の第3回目が行われました。

緊急事態宣言の影響により久しぶりの開催となったこの日のテーマは”冬の薬膳“。

メニューは
●酒まんじゅう
●赤飯
●養陰蒸し羊羹 でした。

 

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酒まんじゅう
鎌倉時代、中国から点心として伝わりました。酒かすに薬汁を加えてゆるめ、白あん、砂糖、酒を加えて混ぜます。

酒かすは体を温める作用が強く、気血の流れを促進し、寒気を散らし痛みを止めます。

 

赤飯
赤飯は和菓子ではありませんが、昔から和菓子屋さんの仕事として定着していますね。私たちの一生の中で沢山のお祝い事にお赤飯は定番ですね。今回は和菓子屋さん風のお赤飯を作りました。

豆は小豆ではなく、崩れにくいささげ豆を使用し、秋らしく栗も加えてみました。

ごま塩はなんと!手作り!
塩に水を加えて火にかけ、炒った胡麻を加えて作りました。

 

養陰蒸し羊羹(効能:補気益腎健脾)
羊羹の具に長芋、栗、百合根、玉竹、麦門冬を加えてアレンジ。

いんげん豆の白あんは胃腸を補益し、溜まっている余分な水分をとります。
長芋は気力を補充し、肺を養い、腎機能を高め、胃腸を丈夫にし、虚弱による咳、疲れ、無気力、食欲不振を改善します。

百合根、玉竹、麦門冬は肺を潤し、心を滋養し、精神を安定させます。

 

今回はコロナ感染予防対策として教室では簡単にご試食いただき、全てのお菓子はお持ち帰りいただきました。(羊羹は一本丸ごと竹皮に丁寧に包みました。)

 

 

来月以降の講座もこれまで通り感染予防に充分配慮し行ってまいります。

 

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☆次回開催予定☆
日時:2021年11月4日(木)
テーマ:陽虚の薬膳
メニュー:生やつはし・胡桃肉の黒糖がらめ
受講料:4,500円
講師:大村和子 国際薬膳師・裏千家茶道教授
辰巳洋・大村和子共著『薬膳お菓子』好評発売中!

また、先月延期とさせていただきました9月2日(木)『やまづと・人参タルト(老化防止の薬膳)』の振替日を12月9日(木)に設定させていただきました。

 

お申込みはHPよりお願いいたします。
詳細はこちらをご覧ください。
https://honzou.jp/news/9264

皆様のご参加を心よりお待ちしております\(^^)/

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