本草薬膳学院

10月9日 秋の卒業式が行われました

2017.11.07

2017年10月9日(月・祝)、澄み切った秋晴れのこの日、中医薬膳師コース・東京校・第26期(土日コース)、通信教育コースの卒業式が、中華料理店「源」にて行われました。

 

 

秋の卒業生は、総勢34名(東京第25期土日コース1名・東京第26期土日コース14名・通信教育コース19名)。そのうち17名の方にご参加いただき、厳かに卒業式を行いました。

学生の方は、お仕事や家事などと両立させながら、通学コースの方は1年間、通信教育コースの方は2年間で中医薬膳学の基礎から薬膳処方までの過程をクリアされ、無事このめでたい日を迎えることができました。本当におめでとうございます。

 

この卒業式での26期卒業生・堀井富代さんの素晴らしい答辞をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

答 辞

第26期中医薬膳師コース 堀井 富代

 

日増しに秋の深まりを感じる、十月のこの良き日に私たち26期生及び通信生は、無事卒業を迎える事ができました。これもひと重に本校の先生、関係者の皆様のお陰と、心より感謝申し上げます。

一年前、年齢や生活環境も違う私たちは、肩にくい込むほどの重い教科書を持って、本草薬膳学院に入学しました。中国四千年の歴史に基づく中医薬膳学の勉強の始まりです。又、それは困難な道のりの始まりでもありました。

難解な専門用語の数々、読み書きできない漢字や容赦なく進む薬膳理論の授業は、現代の若者の言葉を借りるなら「意味不明」

家に持ち帰った宿題は、教科書のどこから答えを探し出せばいいのか解らず、躍起になったものです。

猪俣先生がおっしゃった「今はわからなくても半年過ぎた後には、点と点が線に繋がりますから…」という日は、果たして私にもやってくるのか、不安な日々の連続でした。

そんな中でも、唯一のなごみは調理実習。

食材の下処理や包丁の入れ方など、丁寧に教授いただき、中薬を使った薬膳料理の美味しさを知ったのも、この授業でした。先生の目を盗んで、余った食材で作ったオリジナルのサイドメニューを安里先生は、見て見ぬふりをしてくださいましたね。

卒業テストでは、課題に向けて自由闊達な意見を交わし、共に学んだ仲間と作った料理は、最高の出来ばえとなりました。

本日私たちは卒業致しますが、やっと線に繋がった中医薬膳学への道はまだまだ始まったばかり。

私たちは更なる高みを目指し、学んでいく所存です。今以上に先生方のお力をお借りする事となりますが、これからもご指導を賜うと共に、皆様の今後のご活躍とご健勝を祈念し、答辞の言葉に代えさせていただきます。

 

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