去る2025年10月31日、世界中医薬学会連合（以下「世界中連」といいます）が主催する第22回世界中医薬大会が、オーストラリア・シドニーで盛大に開幕しました。
本大会のテーマは「グローバルな視点における中医薬文化の普及と科学技術の革新」であり、世界24か国・地域から800名を超える中医薬の専門家、学者、政府関係者、産業代表者が参加しました。開会式では、世界中連副会長兼事務総長の李昱氏と、シドニー・セントラルコースト議会副議長のダグラス・イートン氏が共同で司会を務めました。

世界中連主席の馬建中氏は祝辞の中で、現在、中医薬は世界196か国・地域に広がっており、中国と東盟（ASEAN）、EU、アフリカ連合、ラテンアメリカ共同体、上海協力機構、BRICS諸国などとの協力において、重要な分野となっていると指摘しました。世界保健機関（WHO）の統計によると、113の加盟国が鍼灸などの中医薬治療技術の使用を認めており、29の加盟国では中医薬の標準的な利用を目的とした関連法律や規制が制定されています。
また、馬建中氏は祝辞の中で、世界中連はこの20年間の発展を経て、現在、世界77か国・地域に300の団体会員を有し、中医薬の各学科分野を網羅する191の支部機関を設立。質の高い国際的な中医薬学術交流・協力のプラットフォームを構築し、人類の保健衛生共同体の形成に向けて積極的に取り組んでいると述べました。

開会式には、オーストラリア、中国、世界保健機関、ニュージーランド、シンガポールなどの代表者が出席し、それぞれ祝辞を述べました。本校の辰巳洋学長も大会に参加し、第5回常務理事会および監事会第4回全体会議に出席しました。

2025年10月31日，由世界中医药学会联合会（以下简称“世界中联”）主办的第二十二届世界中医药大会在澳大利亚悉尼隆重开幕。本次大会以“全球视野下的中医药文化传播与科技创新”为主题，吸引了全球24个国家和地区的800余名中医药专家学者、政府官员、产业代表参会。开幕式由世界中联副主席兼秘书长李昱与悉尼中心海岸议会副市长道格拉斯·伊顿共同主持。

世界中联主席马建中在致辞中指出，目前中医药已传播到世界196个国家和地区，成为中国与东盟、欧盟、非盟、拉共体及上合组织、金砖国家等地区和機構合作的重要领域。据世界卫生组织统计，113个世卫组织成员国认可使用针灸等中医药诊疗技术，29个成员国为中医药的规范使用制定了相关法律法规。致辞中马建中还表示经过二十年的发展，世界中联已在全球77个国家和地区拥有300个团体会员，设立了191个覆盖中医药各学科领域的分支机构，在全球搭建了高质量中医药学术交流与合作平台，为推动构建人类卫生健康共同体做出了积极努力。参会的澳大利亚、中国、世界卫生组织高级、新西兰、新加坡等代表出席开幕式并致辞。本校的辰巳洋学院长参加了大会，并出席了第五届常务理事会・监事会第四次全体会议。