本草薬膳学院

薬膳を取り入れたことで、考え方が変わり、生き方が楽になった

2022.04.30 起業

国際中医師研究科コース 卒業

当学院:簡単な自己紹介をお願いします。

池田さん:香川県にて人の生活の基本「衣食住」の衣と食を扱う服食薬膳師として活動しています佳杜代表、池田佳代(いけだかよ)です。

弊社の経営理念「あなたらしく輝く未来へココロとカラダをつむぎます」に基づき、お客様のライフスタイルに合わせて内側(食)と外側(衣)から一人一人に合わせた提案をさせていただいております。「衣」の方は高松市丸亀町にてCOOMB高松を運営し、「食」の方では薬膳講師として弊社顧客様だけでなく、四国医療専門学校非常勤講師として将来の鍼灸師達に向け食養生と治療の大切さを講義しお伝えしています。

2013年に国際薬膳調理師の資格を他団体にて取得し、2016年より薬膳の知識を深める為に本草薬膳学院、研究科にて勉強をスタートし2018年に国際中医師の資格を取得しました。

 

当学院:薬膳を学ぼうと思った動機、きっかけを教えてください。

池田さん:25歳でアパレル業界に飛び込み、店長として顧客づくりやスタッフ育成・店舗運営に奮闘していました。顧客の多くは働く女性が大半を占めており、10年経った頃より管理職に就く方も増え、不定愁訴や精神的に不調をきたす方が増え、洋服を買えない状況になる方もいらっしゃり、長年自分を支えてくれたお客様に何かサービスの一環として「食」でのアプローチが出来ないか?と模索していました。自分自身も若い頃、生活や食の乱れから病気を立て続けに発症した経験もあるので、自分自身の体調管理も含めて薬膳を学ぶきっかけとなりました。

 

当学院:日本に薬膳を学ぶ学校は増えていますが、その中でも本草薬膳学院を選んだ理由、学院ならではの魅力はなんですか。

池田さん:2015年に四国医療専門学校にて非常勤講師として初めて登壇した後、「国家資格を取得する生徒さん達に自分の今レベルでは駄目だ!」と思い、授業が終わった瞬間にもっと薬膳を専門的に学べる場所を探し始めました。その時、薬膳を学び始めた頃に書店で初めて手にした薬膳の書籍の執筆者でもある辰巳先生の講義をHPで発見し、神からのお告げ?と思ってしまいました。

以前から本草薬膳学院は知っていましたが、当時勤めていたアパレル業界では土日祝日に休む事は非常に難しく、交通費を含めて東京で学ぶ事はかなりハードルが高かったのですが、その時は専門知識を学ぶ事が最優先だったので即、申込みしました。

月2回、高松から東京通学を始めて感じた魅力は、毎回学ぶ環境づくりとして温かく迎え入れてくださる辰巳先生やスタッフの皆様の姿勢や、先生が執筆されている書籍や教科書などの豊富さ、座学と実習が同時にその場で即、実践出来る環境です。薬膳は食に関わる学問なので、聞いて実践し体感する事により未知のものをインプットしやすくなると思います。

 

当学院:学習の中で最も印象深かったことはどんなことですか。

池田さん:歴史や古典を交えながらのお話しも興味深いものがありましたが、特に印象深かったのは研究科での講義の際、弁証論治の宿題を全員順番にホワイトボードに書き、辰巳先生が添削・解説してくださるのですが、他の方の宿題を見ながら自分が理解出来ていない箇所が分かり、また、考え方の癖も理解出来た事です。いつもあっという間に時間が過ぎ、講義が終わるのが寂しくさえ感じていました。

 

当学院:本草薬膳学院で学んだことを現在どのように活かしていますか。また、今後どういった活動をしていきたいですか。

池田さん:各研究科コースや国際中医師研究科コースで学んだ事は自分自身の考え方や生活にも取り入れ、毎年学びを深めながら専門学校での授業にも活かしています。

また、2022年3月21日、陰陽バランスが中庸な春分の日に「まなぶ・たべる・つどう」をコンセプトにした薬膳専門店「365@是好日」(にちにちこれこうじつ)をオープンいたしました。

薬膳講座&料理教室からスタートし、今後オーダーメイド薬膳料理&お茶の提供なども考えています。

地元紙での薬膳特集執筆や地元企業・生産者との薬膳コラボ企画として商品開発や監修などもさせていただいています。やっと地元で薬膳を体験していただける場所ができましたので、自分自身が薬膳を取り入れたことで、考え方が変わり体調管理ができることで生き方が楽になった経験を活かし、薬膳が特別なものではなく身近に感じてもらえる場所としてレッスンやイベント等々開催し、地域の人達が笑顔で暮らせる活動をしていきます。

 

当学院:これから薬膳を学ぼうと考えている方へのメッセージをお願いします。

池田さん:私達の身体と心は食べ物から出来ています。何千年と先人達から語り継がれている薬膳の知識は「生きるための智慧」だと思います。世界情勢が変化して世の中が変わったとしても「食」は変わる事がありません。

人生100年時代、自分らしく心豊かに暮らすために薬膳の知識を身につける事で「心身ともに健康」になれます。自分自身の健康管理だけでなく、大切な人達と共に心豊かに暮らせる薬膳の智慧を一人でも多くの方達に知っていただきたいです。

 


池田 佳代

国際中医師研究科コース卒業

国際中医師

「佳杜」 https://www.kato-365.com/

 

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