尊敬する各会の代表の先生方、日本の友人の皆様、薬膳の同胞の皆様

 この価値ある2010年度中日薬膳学術検討会の開催に際しまして、中国薬膳研究会を代表し、専門家の先生方、また、はるばる日本からいらっしゃった友人の皆様に謹んで歓迎の意を表します。加えて国際薬膳師(士)に合格され、授与式に参加された日本の同胞の皆様に心よりお祝いを申し上げます。同時にまた、この検討会の開催を快諾してくださった北京中医薬大学の方々にも衷心より感謝いたします。

 中日薬膳交流は2000年から始まり、中国薬膳研究会と日本北京中医薬大学分校、日本本草薬膳学院と日本誠心学園の共同努力により、厳格且つ規範的な教育制度と試験制度により400名近くの国際薬膳師(士)を養成して参りました。これは日本において国際薬膳師会の設立し、さらに薬膳の専門家として人材を育て、薬膳事業の発展を推し進めたことによります。ここで、中国薬膳研究会を代表し、日本本草薬膳学院の中日薬膳事業の発展と交流に貢献してくださった劉海洋先生、鷲見美智子先生に厚く御礼申し上げます。

 今回の検討会は中国で最高の中医薬学府である北京中医薬大学で、素晴らしい専門家の講演を用意していただき開催した、第1級の高水準な学術検討会です。薬膳の学術レベルの不断なる向上に伴い、薬膳の人材は絶えることなく増え続け、中日双方の薬膳に携わる者たちの勤勉なる努力と、また国際薬膳師(士)の皆様の絶え間ない努力を通じて、中医薬膳事業、中医薬膳理論、学術交流と協力は各方面でたゆまず進展して行くことと確信しております。また、私たちの協力と努力により、両国の薬膳事業の発展と人々の健康水準の向上に大きな貢献ができることを願っております
 
 改めてもう一度、仲間となった国際薬膳師(士)の皆様にお祝いを申し上げ、楽しく忘れがたい北京の旅になりますようお祈り申し上げます。
 
 今回の薬膳大会の成功を心から願っております。ありがとうございました。

2010年5月27日